【BTC積立BOT】ビットコインをドルコスト平均方で積み立てる方法
はじめに
ビットコインの価格が現時点で、一時500万円に到達するなど仮想通貨の価格が大きく高騰していますね。ビットコイン価格は将来的に4000万円に到達するとも言われており、私自身も現在の価格はビットコインの提供する価値に対してはまだまだ割安だと考えています。そのため、ポートフォリオにおける仮想通貨への投資比率の引き上げを検討しています。しかし、ビットコイン価格はボラティリティが非常に高く、一括で投資を行うのはリスクが大きいです。
BTC/USD日足チャート
そこで、毎日定額で買付を行うことでビットコインの平均取得単価を下げるドルコスト平均方を利用した積立投資を開始しました。
といっても、毎日手動で注文を行うのは大変ですし、価格に狼狽する原因になりかねません。あくまで、機械的に積み立てるため、Pythonを使い、自動で購入を行うシステムを構築します。
準備するもの
まず口座についてですが、自動発注のためには取引所がAPIを提供している必要があります。APIを提供している国内の取引所には、CoincheckやLiquid、Bitbank、Bitflyerがあります。管理人はいずれの口座も保有して実際に取引をしたことがありますが、セキュリティとAPIの扱いやすさの観点からBitbankを利用しています。
具体的な動作フロー
内容を説明していきますと、
毎日決まった時刻になったらWIndows OSのタスクスケジューラーからbatファイルを実行します。
このbatにはpyhtonを実行させる記述をしておきます。これにより間接的に、pythonを実行させます。
python内部ではBitbank APIを利用して、現在のビットコイン価格を取得し、最終取引成立価格に買い指値注文を行います。
成り行き注文ではなく、指値注文を使う理由は(詳細は割愛しますが)流動性を提供するメーカーとなることで手数料を押さえるためです。
買付が毎日確実に行われているかを確認したいので、LINE APIを利用してスマホへ通知を送信しています。
特に不要な場合は、この部分は省略可能です。
このシステムを稼働するにはPCを起動しておく必要があります。
私は、FXの自動売買で24時間つけっぱなしで稼働しているスティックPCに設定しています。
もちろんVPSなどでも可能です。
詳しくは下記の記事をご参照ください。
【FX】自動売買ソフトMT4を自宅でスティックPC格安運用する方法 - 20代ミニマリストガジェオタが資産運用でFIREを目指す
実際に買付が行われてその価格と数量が通知されている様子が下記です。
毎日定時に発注されていることが確認できます。
以上が簡単ではありますが、BTC積立BOTの全容になります。
スクリプトの記述の仕方や詳細については随時更新していきます。
参考になりましたら幸いです。
ではでは。